東京支部


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東京支部「第67回 東京ごきそサロン」 開催のご案内

 

 今回は、M54 西野誠様にお話して頂きます。奮ってご参加下さい。

 

開催日時 :令和6年9月7日(土)14時30分~16時00分

開催場所 :八重洲倶楽部(東京駅八重洲口地下)2、3会議室     電話:03-3275-0801

テ ー マ  :技術開発のマネジメントに携わって~故きを温ねる

講  師 :西野 誠(にしの まこと)氏(M54年卒)

                     1979年名古屋工業大学生産機械工学科卒、1981同大学院機械工学研究科修了。同年新

                     日本製鐵入社、中央研究本部製品技術研究所配属。この間米国テキサス大学に留学。

                     1991年本社に異動、技術企画―新規技術課題の企画、外部連携による開発等々―に従事。

                     2005年~2007年交通安全研究所で理事長補佐・研究コーディネータとして運営管理。

                     2012年~2015年文部科学省研究開発局顧問として出向し、OECD、IAEAの委員として活動。

                     2015年に新日鐵住金を退職。(2012年に新日鐵と住友金属が合併)その後、国立研究開発

                     法人科学技術振興機構(JST)に籍を移し、内閣府プロジェクトの航空機用材料開発の運営に

                     携わり、2019年に退職。尚、2005年から5年間、上智大学非常勤講師を務める。

講演概要 :「たたら製鉄」の技術を解説します。近代製鉄が興る中で絶滅危惧される技術ですが、

      日本刀の原料・玉鋼には不可欠です。これとの関りは、韓国企業との連携(2000年諦

      結)を進めるジレンマの中でした。韓国人作家の李寧熙さん(2021年没、89歳)と奥

      出雲を訪れ、司馬遼太郎氏が「砂鉄の道」で推察された韓国との関係の裏付けに少しは

      貢献できたと思っています。日本の地名等に残る韓国の痕跡を知ることは、少し楽しい

      ことです。御器所に学んで概ね50年、私は製造業の基幹産業に居りました。バブル崩

      壊直後に本社勤務、その後環境問題COP、デジタル革命、世界的な鉄鋼再編、大学や

      国研の法人化、中国の台頭、リーマンショック、震災と目まぐるしい変化の中、デフレ

      マインドの基調ながら、人・金・設備・技術・情報といった経営資源を如何にして技術

      の発展に繋げるかを考えてきました。そして今、AI革命―新しい構造変化の中で次に

      繋いでゆくべきことを考えたいと思います。たたらと同様、今の高炉でのコークスによ

      る還元法は百年後には絶滅危惧かもしれません。

会  費  :名古屋工業会正会員:無料、登録会員(旧非会員):500円(飲み物は付きます。)

申 込 先   :8月29日(木)までに下記の各科連絡幹事宛、電話、FAX又はE-mailでお申し込み下さい。

      各科連絡幹事は出席者名簿を8月31日(土)までに鈴木まで E-mail(spyn5cf9@canvas.ocn.ne.jp )によりご連絡下さい。 

 

  C:佐田 崇 

     e-mail: sada19780415@gmail.com

  A:鈴木孝彦 

     e-mail :suzuki.takahiko.65b@nstec.

                nipponsteel.com

  M:橋本和隆 

     e-mail: kazucallfmt@nifty.com        

 Es:衣斐仁史

     e-mail: h.ebi.118@nitech.jp

  D:馬場順一 Tel : 090-3838-7608        

     e-mail: Junichi.Baba@nsg.com

 

W:印藤 嶠 Tel/Fax : 047-492-1384

   e-mail: t-nikka1117@cg7.so-net.ne.jp

Y:柴田純夫 Tel :080-5012-3802

     e-mail: shibata2670@yahoo.co.jp

K:北村明弘 Tel : 090-6191-3316

     e-mail: akihiro.kitamura@sho-pat.com

F:小川一郎 Tel/Fax : 049-264-0767

     e-mail: i-ogawa@mtj.biglobe.ne.jp

B:飯沼義昭 Tel:0467-23-7380

     e-mail: takaoka102102@yahoo.co.jp

 

 

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【2023年度 東京支部総会報告】

 

 清々しい秋空のもと、11月11日(土)13時より、日本橋茅場町の鉄鋼会館にて東京支部総会が開催されました。

 昨年は3年ぶりに対面による総会を開催しましたが、本年はさらにアルコールを交えた懇親会も盛大に行い、ほぼコロナ前に復した形となりました。会場には90名の卒業生が集まり、来賓として、名古屋工業大学から小畑誠副学長(最終学長候補者)、森秀樹名誉教授(D52)、青木純教授、名古屋工業会本部から横山裕行理事長(K49)にご出席いただきました。

 13時から開始された東京支部総会は、総会・特別講演会・写真撮影・懇親会の順序で進行しました。

 まず総会では、浅井支部長(E58)の挨拶のあと、ご来賓の小畑副学長と横山理事長からご祝辞と大学および名古屋工業会の近況についてお話をいただきました。浅井支部長から会務報告、会計報告、会計監査報告を行い、拍手をもって承認されました。

 続く特別講演会は、公益財団法人 核物質管理センター理事長の下村和生先生(M48)による「科学技術の発展と原子力開発・利用」です。下村先生の国際機関等における豊富なご経験をもとに、原子力の平和利用と国際機関の果たすべき役割、そして地球環境の持続的な発展と国際平和をいかに維持するかについて、熱意を込めて大変わかりやすくお話しいただきました。

 ご来賓を囲んで出席者全員の写真撮影を2回に分けて行ったあと、原田総会WGリーダー(E53)による開会の挨拶で懇親会を開始しました。

 名工大関係のビデオがプロジェクターで映し出されるなか、2019年度以来の懇親会は、和気あいあいとした大変賑やかなものとなりました。席上、井上憲二さん(E44)による尺八、そして滝義宏さん(D39)によるハーモニカの演奏が披露されました。また出席者中の最高齢で今年101歳となられた小関健二さん(M18)には、昨年に引き続いて大変元気なユーモアに溢れたご挨拶をいただき、さらに出席者中で最年少の令和3年卒業CE会の加藤諄さんに明るく若々しい抱負を述べていただきました。

 最後はハーモニカの伴奏で学歌を斉唱し、戸澤副支部長(M55)の音頭で三本締めを行い、来年の再会を約してお開きとしました。(記:上小澤哲人(D56)、大久保智明(D57))

 

 小畑理事・副学長(最終学長候補者)

 

 横山理事長

 

 浅井支部長

 

 下村核物質管理センター理事長

 

 

 

 

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【2023年度 東京支部総会 開催案内】

 

 2023年11月11日(土)、東京支部総会が開催されます。

 〇 詳細はコチラ  東京支部総会のご案内 

 

 


 

【2022年度 東京支部総会 報告】

 

心地よい秋晴れのなか、11月12日(土)13時より、日本橋茅場町の鉄鋼会館にて東京支部総
会が開催されました。
 長引くコロナ禍のた め、2020年 度 お よ び2021年度の東京支部総会は、メールや郵送に
よる“書面総会”でしたが、本年は3年ぶりの対面による総会となりました。恒例の懇親会に代えて、

食事・アルコールはなしですが懇談会も開催し、87名の卒業生が集まりました。また来賓として、

名古屋工業大学から河邊伸二学長特別補佐(A59)、北村憲彦教授(M56)、名古屋

工業会本部から加川理事長(K49)、仁科常務理事(B50)にご出席いただきました。
 13時から開始された東京支部総会は、総会・特別講演会・本部との情報交換会・写真撮影・

懇談会の順序で進行していきます。
 まず総会では、刑部支部長(D54)の挨拶のあと、ご来賓の河邊学長特別補佐と加川理事長か
らご祝辞をいただきました。刑部支部長から会務報告、会計報告、会計監査報告を行い、拍手
をもって承認されました。
 続く特別講演会は、東京工業大学名誉教授・株式会社Zetta CTOの谷岡明彦先生(W45)による

「ナノファイバーから見たイノベーション-大学での発見・国家プロジェクト・ベンチャー

設立・死の谷と脱出-」です。高性能マスクをはじめとするナノファイバーの世界と、ベン
チャー企業を立ち上げてナノファイバーの事業化・工業化に至る20年の軌跡について、

大変わかりやすく親しみやすい語り口でお話しいただきました。
 今回、はじめての試みとなった「本部との情報交換会」は、東京支部として本部にご相談し
たいテーマをあらかじめ検討して事前にお伝えし、支部総会の場で本部のお考えをお伺いする
というもので、今回は「今後の名古屋工業会と単科会の在り方」をテーマとしました。刑部支
部長より改めてテーマと、それについての支部からの意見を紹介したあと、加川理事長より本
部としての考え方や今後の展望などについて丁寧にご説明いただきました。
 ご来賓を囲んでの出席者全体の写真撮影を2回に分けて行ったあと、浅井副支部長(E58)に
よる開会の挨拶で懇談会を開始しました。
 名工大関係のビデオがプロジェクターで映し出されるなか、お茶だけとはいえ大変賑やかな
懇談会となりました。席上、仁科常務理事にご挨拶いただき、杉浦通さん(D35)と滝義宏さん
(D39)によるハーモニカ演奏が披露され、また出席者中の最高齢で今年100歳となられた小関
健二さん(M18)にも元気にご挨拶いただきました。最後はハーモニカの伴奏で学歌を斉唱し、
入矢副支部長(C52)の音頭で三本締めを行い、来年の再会を期してお開きとしました。

(詳細は、「ごきそ」2023年1・2月号に掲載)